ふわふわした肌触りが魅力のボアジャケットやフリース。寒い季節に活躍するアイテムですが、気づくと表面に糸くずや髪の毛、細かいほこりが付いていることがありますよね。
特にボアは毛足が長いため、糸くずが奥まで入り込み、手で取ろうとしてもなかなか取れないことがあります。
「コロコロを使ってもいいの?」「毛並みをきれいに保ちながら取るには?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ボアに絡んだ糸くずの取り方を中心に、フリースに付いた髪の毛やほこりのお手入れ方法を紹介します。
身近な道具を使った方法や、ごみを付きにくくするコツもまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
ボアの糸くずの取り方!絡んだごみをきれいにする方法

ボアに付いた糸くずや髪の毛は、ごみの大きさや絡まり具合に合わせて取り除くのがポイントです。
まずは手で取れるものを取り除き、残った細かいごみを素材に合った道具でお手入れしましょう。
大きな糸くずや髪の毛は手で優しく取り除く
ボアの表面に付いた大きな糸くずや髪の毛は、指でつまんで取り除く方法が手軽です。
手順は次のとおりです。
- ボアジャケットを平らな場所に広げる
- 表面に見えている糸くずや髪の毛を探す
- 毛足を片手で押さえながら、ごみだけを優しくつまむ
- 引っかかる場合は、少しずつ絡まりをほぐす
長い髪の毛は、ボアの毛足に巻き付いていることもあります。
毛足を一緒に引っ張らないよう、絡まりをほどきながら取り除くことが大切です。
洋服ブラシで毛並みに沿ってとかす
細かい糸くずやほこりが広い範囲に付いている場合は、柔らかい洋服ブラシを使う方法があります。
- ボアジャケットを平らに広げる
- 毛並みの方向を確認する
- 柔らかいブラシで表面を軽くなでる
- 浮き上がった糸くずやほこりを取り除く
ブラシは強く押し付けず、毛並みに沿って動かしましょう。
毛足の長いボアは摩擦によって風合いが変わることもあるため、軽い力で少しずつ整えるのがポイントです。
使用前には衣類のお手入れ表示を確認し、目立たない部分で試してくださいね。
ゴム手袋で表面の細かいごみを集める
表面に付いた細かい糸くずや髪の毛には、ゴム手袋を使う方法もあります。
ゴム手袋と繊維の摩擦によって、ごみを集められる場合があります。
- 清潔で乾いたゴム手袋を用意する
- ボアの目立たない部分を軽くなでて確認する
- 毛並みに沿って優しく手を動かす
- 集まったごみを取り除く
ただし、ゴム手袋は摩擦が強くなりやすいため、すべてのボアに適しているわけではありません。
毛足が引っ張られる場合は、別の方法に切り替えましょう。
毛足の奥に絡んだごみを取るときのコツ
毛足の奥まで入り込んだ糸くずや髪の毛は、表面をなでるだけでは取り除けないことがあります。
そんなときは、毛足を指で少しずつ分け、ごみの位置を確認してみましょう。
糸くずが見つかったら、周囲の毛足を押さえながら、ごみだけを取り出します。
指でつまみにくい場合は、先端が丸いピンセットなどを使う方法もあります。ただし、繊維を挟まないよう注意が必要です。
毛足の奥にあるごみは、周囲の繊維をほぐしながら少しずつ取り除くことを意識しましょう。
ボアジャケットにコロコロは使える?ごみ取り道具の注意点

ボアジャケットに付いた糸くずを取るとき、粘着クリーナーや毛玉取り器などを使いたくなることもありますよね。
ただし、ボアは毛足の長さや素材によって、道具との相性が異なります。
粘着クリーナーを使うときのポイント
粘着クリーナーは衣類の表面に付いたごみを取る道具ですが、ボアに使用すると毛足まで引っ張ってしまうことがあります。
特に粘着力の強いテープや毛足の長いボアには注意が必要です。
使用する場合は、次の点を確認しましょう。
- 衣類とクリーナーの使用上の注意を確認する
- 目立たない部分で毛足への影響を試す
- 強く押し付けたり、何度も往復させたりしない
- 毛足が引っ張られる場合は別の方法に切り替える
ボアの風合いを保つためにも、粘着力だけに頼らず、素材に合った方法を選ぶことが大切です。
毛玉取り器や掃除機は使っても大丈夫?
毛玉取り器は、衣類の表面にできた毛玉を取り除くための道具です。
そのため、ボアに絡んだ糸くずや髪の毛を取る目的には、基本的におすすめできません。
刃が毛足に触れると、ボアの繊維まで切ってしまう可能性があるためです。
また、掃除機も吸引力によって毛足を引っ張ることがあります。
衣類への使用が認められている製品であっても、ボアへの使用に適しているか確認しましょう。
対応が確認できない場合は、手作業などの方法を選ぶとよいでしょう。
フリースに付いた髪の毛や糸くずの取り方

フリースも、髪の毛や細かい糸くずが付着しやすい衣類のひとつです。
ボアに比べて毛足が短いものも多く、表面の起毛部分に細かいごみが引っかかることがあります。
基本的な取り方はボアと共通していますが、フリースでは表面の起毛を整えながらお手入れすることがポイントです。
表面に付いた髪の毛を取る方法
フリースの表面に髪の毛が広く付着している場合は、衣類に対応したエチケットブラシを使う方法があります。
エチケットブラシは、製品で指定された方向に動かすことで、表面に付いた髪の毛や細かいごみを集められます。
ただし、フリースの起毛部分に強く押し付けると、風合いが変わることもあります。
使用前に目立たない場所で確認し、軽い力で動かしましょう。
細かい糸くずやほこりを取るコツ
フリースの起毛部分に細かい糸くずが入り込んでいる場合は、柔らかい洋服ブラシで表面を整える方法があります。
毛足が短いフリースでは、表面を軽くなでることでごみが浮き上がる場合があります。
一方、毛足の長いタイプでは、ボアと同じように繊維の間にごみが絡むこともあります。
フリースの毛足の長さや起毛の状態に合わせて、お手入れ方法を選ぶことが大切です。
ボアやフリースに糸くず・髪の毛が付きやすい理由

ボアやフリースに糸くずや髪の毛が付きやすいのには、素材の表面構造や静電気などが関係しています。
理由を知っておくと、普段のお手入れにも役立ちます。
毛足にごみが絡まりやすい
ボアやフリースは、表面に毛足や起毛部分がある素材です。
そのため、滑らかな生地と比べて、糸くずや髪の毛が引っかかりやすい場合があります。
特に毛足の長いボアでは、細い髪の毛が繊維の間に入り込み、絡まってしまうこともあります。
こうした素材の特徴が、表面のごみを取りにくくする理由のひとつです。
静電気で細かいほこりが付着する
ボアやフリースには、ポリエステルなどの合成繊維が使われているものが多くあります。
合成繊維は、素材の組み合わせや摩擦、湿度などの条件によって静電気が発生することがあります。
静電気が起こると、軽いほこりや髪の毛が衣類に引き寄せられ、付着しやすくなる場合があります。
特に空気が乾燥する季節は、静電気が発生しやすい環境になるため、衣類の組み合わせや取り扱いにも気を配るとよいでしょう。
ボアやフリースに糸くずを付きにくくするコツ

ボアやフリースをきれいに保つには、普段の洗濯や着用後のお手入れにも少し気を配ってみましょう。
洗濯ネットを使い、糸くずが出やすい衣類と分ける
ボアやフリースを家庭で洗濯できる場合は、衣類に合った洗濯ネットを使用すると、ほかの衣類との摩擦や絡まりを抑えられます。
また、タオルなど繊維くずが出やすい衣類と分けて洗うことで、糸くずの付着を減らせる場合があります。
洗濯する際は、必ず衣類の洗濯表示を確認しましょう。
着用後は表面のごみを確認する
ボアやフリースを着たあとは、表面に糸くずや髪の毛が付いていないか確認してみましょう。
目立つごみを早めに取り除いておくと、毛足の奥に入り込む前にお手入れできる場合があります。
また、保管するときは、毛羽立ちのある衣類やタオルなどとの接触を避けることも、ごみの付着を減らす工夫のひとつです。
ボアやフリースの糸くず取りに関するQ&A

ボアやフリースのお手入れで気になる疑問をまとめました。
ボアに絡んだ糸くずは洗濯で落ちる?
表面に軽く付着している糸くずは、洗濯によって落ちる場合があります。
ただし、毛足の奥に絡んだ糸くずは残ることもあるため、洗濯前に手で取り除けるものを確認しておくとよいでしょう。
家庭で洗濯できるかどうかは、衣類の洗濯表示に従ってください。
フリースに付いた髪の毛は洗濯で落とせる?
フリースの表面に軽く付着した髪の毛は、洗濯によって落ちる場合があります。
一方、起毛部分に絡んだ髪の毛は残ることもあります。
洗濯時は、繊維くずが出やすい衣類と分けることもポイントです。
ボアの毛が抜けてほかの服に付く場合はどうする?
ボア自体の毛が抜ける場合は、外から付いた糸くずとは対処法が異なります。
衣類の取扱表示やメーカーのお手入れ方法を確認し、抜け毛が多い場合は購入店やメーカーに相談するとよいでしょう。
まとめ

ボアやフリースに付いた糸くず、髪の毛、ほこりは、ごみの状態や素材に合わせて取り除くことが大切です。
今回紹介したポイントをまとめます。
- 大きな糸くずや髪の毛は、手で優しく取り除く
- 細かいごみには、素材に合った洋服ブラシを使う
- 毛足の奥に絡んだごみは、少しずつほぐして取り出す
- 粘着クリーナーや毛玉取り器は、毛足への影響に注意する
- 洗濯するときは、洗濯表示を確認し、糸くずが出やすい衣類と分ける
ボアやフリースは、毛足の長さや素材によって適したお手入れ方法が異なります。
まずは衣類の目立たない部分で確認し、毛足に負担をかけない方法から試してみてくださいね。
普段のお手入れを少し工夫しながら、お気に入りのボアジャケットやフリースを気持ちよく着られる状態に整えていきましょう。

